『妖精の扉』

「妖精のすむ森」亀山トリエンナーレにて

■ 2012年八日市アトリエは子ども達のアート活動を支援するための「ピカソ・スイッチ-Picasso.switch-」と言う組織を立ち上げました。
 その中で、単なるアートイベントではなく普段から子ども達のイマジネーションを広げることの出来る仕組みとしてのコンテンツを考えていました。
 そこに滋賀県と姉妹州であるミシガン州にある都市アナーバー(Ann Abor)にある小さな扉の噂を耳にしたのです。
アナーバーでは、高さ30センチにも満たない小さなドアや窓が建物の壁などに見られるというのです。
 www.urban-fairies.comというウェブサイトによると近くの森からフェアリー(妖精)のファミリーが移り住んだということです。
 イギリスでもこのような妖精の扉はそここで見られ、ネットでその姿を確認することができます。
 そこで八日市にも妖精達に移り住んでもらい子ども達に素敵なイマジネーションをくれるよう様々な活動を進めました。

 市内の図書館7カ所に妖精の扉&妖精を住まわせ、このような活動や妖精の扉に賛同いただいたショップや団体に方々に協力を頂き市内外にたくさん妖精の扉を設置することが出来ました。
 いつものただの風景や帰り道が「妖精の扉」があることで特別な”場所”となり、地元愛も生まれて来て欲しいと考えています。